2006年06月30日

南 沙織/ちゃんと生きたらふざけてもいいんだよ

のぼり坂でふと感じた
この風が懐かしい
木の葉の音 波のように
あなたの記憶 運ぶ


ほんと、今日もまたぐだぐだに疲れて帰宅
やわらかな南沙織さまの歌声に癒されました

これが収録された「Art of Loving」のアルバム
1993年、復帰第2作で最後のオリジナル・アルバムだから大人のしっとりした声が余計に心に沁み入るのかもしれませんね

今日はセミナーでつぶれた(といってはいけないのだが)
3日間を取りもどすべくあれこれと忙しい、疲れもピークの様相ですが

ちゃんと生きたらふざけてもいいんだよ

肩の力ぬいてあと少し頑張りまっしょい

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2006年06月29日

南 沙織/愛の序曲

夏になる はじめには
旅にでも行きたいの
馴れすぎた哀しみに
挨拶を送りたい気持ち


ぐだぐだに疲れて帰宅時には南沙織さまが心に沁みます。

社外から講師を呼んで本業のセミナー受講中なんですが、3日間のコースを、2.5日に押し込んでいるため、いわゆる残業時間もつぶしてセミナーやってます。

しかも、同じフロア内の会議室でやっているので、休憩時間に自席に戻って電話応対、昼食時間に契約書類作ったりしてて、休み時間も休めない。

セミナーでは宿題も出るんですが、セミナー終了後にも自席でそれをやる時間はなくて、今日のセミナー終了後の出張準備を中心にやって時間切れ。 帰宅時の電車の中でやってました。

あと1ヶ月弱したら・・・お休み2日とって紀伊田原への海の旅行の予定。
だから頑張ってるわけじゃないけど、ほんと旅にでも行きたいね。

過ぎてみればすべて同じ
堪えられない事など何もないのよ


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2006年06月28日

アブラヴァネル、マーラー/交響曲第2番「復活」

朝から個人情報保護法の資料準備やら、
本業の診断内容の確認していたらあっという間にお昼・・・

お昼休み終了前、電話するの忘れてました。
大慌てで電話で了解とりつけて、35万円の売上を追加、
僅かですけれど今のうちには大きいんです。

昼から社外から講師を呼んで本業のセミナー受講、木曜まで続きます。
社内なんで、合間に席に戻って電話対応など、ああ忙しい。

さてぐだぐだになって帰宅なんですが、文字通りマーラーの「復活」で復活ですね。

ovc4004.jpgマーラーの「復活」は、永らくメータ/ウィーン・フィルで決まりで、今でもこれが1番だと思っていますけど、このアブラヴァネルのもよく健闘しています。 誰も推薦しないようですが、個人的にはとても好きな1枚ですね。

アブラヴァネルマーラー、こうして聴き返してみると、第8番第3番、そしてこの第2番と、大規模で合唱付きのものに好演が多いのは気のせいかな。

この演奏も特に奇をてらったところはない。 解釈自体は中庸だと思いますけど、各声部にスポットライトを照て、楽器の音を次々と浮かび上がってきます。

メータの演奏もそんな感じなんですが、ま、そこは残念ながらユタ交響楽団。 ウィーンフィルのようなオーケストラ独特の粘り・コクはかなわないけれど、アブラヴァネルのもと各楽器ともよく歌って健闘しています。

第2・3楽章など感動的でもあって、第2楽章ではヴィオラ・パートがぐっと迫ってきたりもします。

1967年録音ですが1/2inchのオリジナルマスターからのリマスタリングされています。

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2006年06月27日

アブラヴァネル、マーラー/交響曲第3番

雨の月曜日でしたね、今朝もまた雨が降って蒸し暑い。
子供を保育園に通わせていたころ、とくに雨の月曜日が憎らしかったな、なんて思いながら駅までの道を急ぎました。

汗だくになって、一息ついてマーラー第3番を聞きながら出勤、
さすがに長大な曲なので第5楽章にかかることに会社に到着。
帰宅時には、第4楽章から最後まで繰り返しききました。

08_4006_72.jpgアブラヴァネルによるマーラーは、ずっと明朗で健康的なマーラーだと書いてますけれど、それが一番良い形で演奏されているのが、この長大な角笛交響曲・第3番ではないかな。

コントラルト(Christina Krooskos)の柔らかい素適な声、オケの厳かな演奏が素晴らしい第4楽章。 子供の声が明るく響く第5楽章など、この指揮者とオケらしい味わいがよく出ているのように思いますね。

そして何より終楽章。 穏やかで、滋味あふれるが連綿と続きます。
これは演奏が緩いのではなく、演奏者の人柄以外の何ものでもないように思えます。 じ〜んときます。

1969年録音だと書かれていますが、録音も悪くありません。
アブラヴァネルマーラーでどれかチョイスしろと言われたら、この第3番か次の第2番だと答えると思います。 大好きです。

ちょうど聴き終わった頃、保育園に通わせていた長女が通う塾にお迎え到着。
今回はほとんど待つことなかったけど、時には30分ほど出てくるのを待ちます。
まだまだ子供に引っ張りまわされています。

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2006年06月26日

尾崎亜美/初恋の通り雨

etp72245.JPGふたり傘の中 うつむてただけ
淋しそうに 「もうすく雨があがってしまうね」と
そんなことばにおどろいて
「こんな日は私 好きじゃないわ」なんて
強がりいって 駆けだした


梅雨ですね、雨が降ってもこんな日があったなんて、かわいいなぁ〜
なんて思って帯広時代に聴いてましたけど、
関西の梅雨は、そんな感傷も消してしまうほど過酷な季節ですね。

体力が落ちたこともありますけど、北海道で青春時代をすごしたからか、
この関西の梅雨には耐えがたいものがあります。

ところでこの頃の尾崎亜美の歌い方は素直で可愛さもありますね。
ほぼ同年代なんで、当時尾崎亜美は20歳かな。 滑り込みセーフといった感じの内容かも(失礼)。 

彼女、京都の嵯峨野高校出身じゃないかしら。
帯広時代の友人も嵯峨野高校出身で、高校時代から化粧して学校に来ていた・・・
なんて話も聞きましたけど、そんな友人も5年浪人して入学した同級生。
高校時代はガイコツ・カブを乗り回していたと自慢してました。

雨のときに思い出す、懐かしい青春の歌です。

淡いグレイの光の中で 輝いていた恋
なにもかも 始まりそうで
雨やどりをしてる うしろ姿に
また心ときめかせ 立ちどまっていた


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2006年06月25日

摩耶交響楽団 第3回定期演奏会にて

気迫のこもったマーラーの第5番でした。

冒頭から熱い響きが迸り出てきました。 これに子供が驚いて泣いたから、お父さんが慌てて外に連れ出すという一幕もあったほどです。 管打楽器を中心に気迫溢れるマーラーの演奏が展開されました。

mayakyo_3th.jpgこのオケ、ホームページによると、小さな子供がいてオケに入るのをためらっている人のために練習時に託児を行っているそうです。 だから演奏会も中学生以下は無料で、未就学児童もOKです(保護者同伴の上、周りの方への配慮をお願いしているのは当たり前のことですものね)。

そして創設3年目でマーラーの第5番の演奏に挑戦。
新聞にもそのように採り上げられていたそうですし、興味を持って伺いましたが、冒頭に書いたとおりです。 演奏にちょっと圧倒されました。

もっとも第1ヴァイリオンは12本、第2が13本だったでしょうか、うち10人がエキストラというのが辛いところでしょうか。 しかも絶対的な人数も少ないと思います。

高音弦はその薄さをカヴァーしきれなかったように感じましたけど、そこはヴィオラが奮闘していました。 トップの人など、腰を浮かさんばかりの大熱演。 パートを精力的に引っ張って、この曲を見事に支えていたのが印象的でした。

中音弦が豊かに鳴るオケは聴いていても安心感を覚えます。
でも肝心のここが弱いオケがとても多いなかで、摩耶響の特筆すべき点かもしれませんね(と、偉そうにすみません)。 でもホント素晴らしかったと思います。

あと嬉しかったのは、あの有名なアダージョのあとの第5楽章へアタッカで入ってくれたこと。 しかも、皆さんとても巧い。
アダージョの弦楽器の響きが静かに消えたあと、ホルンがパァ〜ンと鳴る。 この響きが決め手なんですが、その後に続いて木管楽器が旋律を歌い廻してゆくあたりもホント巧かったですね。

これに先立って演奏されたワーグナーの「ジークフリート牧歌」、こちらはマーラーの前に小手調べでしょうか。 端正な爽やかな演奏でした。
もうちょっとうねるような響きも欲しかったけれど、今日の主役はマーラーですものね。

我が家も供働きで子供を保育園に預けていました。
オケの経験はもちろんありませんが、子育てには苦労しました。 核家族下のもと働くお父さんお母さんのために練習時に託児を行うオケだなんて、これからも頑張ってもらいたいと思います。

このマーラーの演奏は素晴らしい経験になったのではないでしょうか。 今後のご活躍を期待したいと思います。 とにかくお疲れさまでした。 そして最後になりましたが、素適な演奏をありがとうございました。
posted by fronte360 at 19:38| Comment(0) | TrackBack(1) | 05〜12-演奏会にて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月24日

マルク・シャガール、ダフニスとクロエ

ご招待を受けていた演奏会もあったのですが、疲れもピーク、
すみません、のんびりとさせていただきました。

といっても朝寝坊出来ない体質なんで5時には目覚めてましたんで、昼食後にお昼寝。
そのあとは、奥さんの希望で天保山のサントリーミュージアムへ行くことに。
しかし電車の中でもすっかり眠ってましたけどね。

chagall.jpgさてサントリーミュージアムでは「シャガール展」をやってまして、
もう何度もシャガール展ってのを観ているんですけどね。
今回は国内所蔵の油彩・水彩約30点と、版画約100点というのもの。
高知県立美術館所蔵品が主体といった感じでした。

高知ってこの前も行ったし、なんか縁ありますね〜、最近。

で、ラヴェルのバレエ音楽または組曲として有名な「ダフニスとクロエ

ギリシアの恋愛物語なのですが、この物語をシャガールが版画にしたものがあり、これも高知県立美術館のものらしくて、この全篇が展示されてました。

おかげで音楽では第2組曲を何度も聴いていますけど、ようやくこの物語のストーリーを知ることができました。

とにかく長編なんですね。 絵にそって物語を読み(逆かな、物語を読んで絵を見て)、これ全てを観るだけでもけっこう疲れましたけどね、よく分かりました。

鑑賞のあとは、夕方の海を見ながらケーキセットをいただきまして、のんびりとした1日を締めくくりました。

さあて明日はまた出勤するのかな・・・はよ寝よ・・
posted by fronte360 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 05〜10-散歩(全般) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月23日

岡本真夜/TOMORROW

ようやく今週も終わりました。
この前の、土日とも会社に行ってましたし、その前の日曜も出勤してました。
べつに涙流すことはなかったけれど、明日こそは休もうと思います。
正直、疲れたまってますもんね。

抱きしめてる 思い出とか
プライドとか 捨てたらまた
いい事あるから


そうですね、変にこだわわらずに目の前のことを誠実にこなすことも大切ですけど、休めるときには休むことも必要です。
前も書いたけど、どうせカッコよく生まれてきてないのだものね。

季節を忘れるくらい
いろんな事があるけど
二人でただ歩いてる
この感じがいとしい


つれあいが美術展に行けたら行きたいと行ってくれているのだし、休みの日なんだから休んで一緒に行こうと思います。

とにかく今週は終わりました、つぎはTOMMOROWです。

涙の数だけ強くなれるよ
アスファルトに咲く 花のように
見るものすべてに おびえないで
明日は来るよ 君のために

posted by fronte360 at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 05〜10-JPOP音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月22日

アブラヴァネル、マーラー/交響曲第4番

いつもながら何がなんだか分からないほど忙しいんですが・・・
文書情報管理士検定試験セミナーの分厚い資料が届いてました。

別件で個人情報保護覚書締結のための説明と押印依頼やってね、ISO14001の目標設定の見直しやってね、なんてのも新たに加わりましたけど、本業であるCMMIレベル3教育(これは実施する側)で潰れたんで、な〜んにも出来てません。 どんどん仕事が溢れ返ってゆきます。 困ったものだ・・・

さて、このところ続けているアブラヴァネルマーラー交響曲第4番となりました。

ovc4007.jpgこの演奏、これまでのとちょっと違って少々気負い気味じゃないか、って思えるんですけど、どうでしょう。 
第1楽章の冒頭から余韻を残さず、スパスパっと次に駆けてゆくような感じでどんどんと進めてゆくよう。

でも第1楽章や第3楽章で、ヴィオラのパートがぐっと浮かび上がるような感じなのがいいですね。 しっかり鳴らしてますが、豊穣な響きにまで至ってないのは録音のせいか、メモリプレーヤの性能のせいでしょうか。

あと第4楽章のソプラノは Netania Davrath という人。 主にアメリカで活躍した人だそうですけど、ポーランド生まれのロシア人でしょうか。 デュッセルドルフ、イスラエルと、ジュリーアド音楽院で学んだ、なんて書いてますね。

チャーミングな声質だと思うのですけど、演奏も含め、誠実でやや教科書的な丁寧な歌唱で、こちらもせっせと歌い進めてゆく感じかな。 ただ後半は伸びやかに歌って綺麗やなぁ、なんて思える瞬間もあるんですけどね。

なおこのCDには録音データが記載されてて、1974年録音だそうです。
アブラヴァネルのマーラー・シリーズでは最後のほうの録音でしょうか。 これまでののんびりした感じとはちょっと違うように思えました。

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2006年06月21日

アブラヴァネル、マーラー/交響曲第5番

昨日の不健康診断のバリウム、今朝やっと出ました。
バリウム飲んだあと仕事すると、なかなかトイレ行く機会もないほどドタバタするんで、気が気が無いんですけどねぇ・・・

昨夜も22時過ぎに帰宅、帰宅途中の電車の中で思い立って追加の下剤を2錠、
自宅に着く前に発泡酒(500mml)を買い、風呂あがりにこいつを飲んでから、ウィスキーをがんがん飲んで、ようやく今朝出たというわけ。
昨夜といい、やっぱ不健康診断ですな。

08_6156_71.jpgさて昨日は早朝より、マーラー交響曲第5番を聴きながら出勤。 帰宅時には第4〜5楽章を繰返して聴いていました。

でこのアブラヴァネルのCD、ジャケットには「Death of Venice」って書いてます。

ヴェニスの死す」、もちろんルキノ・ヴィスコンティの映画の題名なんですが、この表題をつけた第5番のCDって珍しいんじゃないですかね。 振り返ってみると、アブラヴァネルの第6番には「悲劇的」の表題はなかったのに、第5番に「ヴェニスに死す」の表題がついているのもまた興味深いところです。

さて演奏、これの演奏もまた穏やかで、どこかのほほんとした感じ。
でも何度も言いますけど、最近こんなのが好きなんですよね。

ホルンを強奏させながら重戦車のごとくバリバリと進むショルティ/シカゴ響の演奏で馴染んでしまった耳には、同じアメリカのオケなのになんじゃこりゃ、って思うでしょうね。

第5楽章の冒頭、ホルンの響きから木管が受け継いでゆくアンサンブルなど、ぎこちない、と言うと言い過ぎでしょうけど、訥々とした感じ。 その後もトラクターが長閑な田園風景の中を進むがごとく。

もっともトラクターといっても安田のトラクターのイメージは、外国製(フォードとかフィアット、マッセー・ファーガソンなんていう外車)でかつ100馬力近い乗用のなんですけどね。 農業工学科農業動力学研究室の出身でかつターボチャージャ付きトラクターの作業効率が研究対象だったもんでイセキやヤンマーなんてイメージ薄いんですよね。 
ま、そんなことから図体のデカいトラクターが太陽が燦々とふり注ぐ大平原を走っているって感じだと思ってもらえるといいかもしれません。

第4楽章のアダージョも、映画「ヴェニスの死す」だと冒頭のタイトルロールに流れますね。 劇場の大スクリーンで観た方は分かると思いますが、白いスクリーンに徐々にヴェニスの運河に浮かぶ船が浮かび上がてくる感動。 これはTV画面では味わえないものなのですが、どことなく不健康な雰囲気を漂わせるのですれど、アブラヴァネルのこの演奏はやっぱり明快で淡々とした感じなんです。

明朗で健康的な古き良きアメリカン、そんなイメージかな。
posted by fronte360 at 05:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 05〜10-CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする