元気よくスタートした今週も、木曜日までくると疲れが溜まってきたのでしょうね。
今週も連日22時過ぎて帰宅の毎日ですし、無性にモーツァルトが聴きたくなって、出張用にメモリプレーヤに転送しておいたホルン協奏曲を。
ペーター・ダム、旧東ドイツを代表するホルン奏者といわず世界を代表するホルン奏者の一人ですね。
ソリストとしてだけでなく、シュターツカペレ・ドレスデンや、ライプティヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の奏者として、特に前者でのK.ザンデルリンクとのブラームスの交響曲でのソロなども素晴らしい演奏を聴かせてくれます。
このモーツァルトのホルン協奏曲も、ブロムシュテッド指揮によるシュターツカペレ・ドレスデンがバックを務め、いわば仲間達とのリラックスしたセッションのなかで、柔らかなホルンの響き、すこやかなモーツァルトを楽しめます。
このCD、ホルン協奏曲第4番から始まっているのも面白いところかな。
たいていは一番有名な第1番からだと思うのですけどね。 こうしてあらためて第4番を聴くと、伸びやかで素適な曲ですね。 無垢ともいえるダムのホルンの響きが一番よくマッチしているかもしれません。
何の楽器もできないけれど、もしオーケストラの楽器のなかで演奏できるとしたら、ホルンという楽器をやってみたいなぁ、なんて思ってしまいます。