一緒に出た長男の連れられ、いつもの秋篠川の源流より更に2kmほど下流にまで足を伸ばしたのはいいけれど、そこから平城西〜敷島〜あやめ池北あたりの住宅地の中を彷徨うように歩くこと2時間弱・・・本当によく歩いたものです。
家にたどりつき、シャワーを浴びて、朝食を済ませて、ひと息ついてレコードをかけてみたものの・・・疲れた身体にはオーケストラ曲や、バロック音楽もイマイチしっくりきません。

美しくも深みのあるシューマンの世界ですね。
アンネローゼ・シュミットさまの力のこもった明晰なタッチでシューマンの文学的な世界に分け入ってゆくような感じでしょうか。
いわゆる女流ピアニストというイメージからくる感傷的なものを排除したような太いタッチですね。
落ち着いた時間が流れてゆきます。
ところで、久しぶりにネット検索かけてみたら・・・
来月6月10日にツヴィカーのローベルト・シューマン・ハウスで演奏会をやるようです。 ドイツ語にも自信はないけれど ⇒ ココ
16ユーロ、2,000円ほどでしょうか。
安いですよね・・・ドイツまでの旅費を除いた話ですけれど・・・
33年前かな、初めて聴いたクラシックの演奏会でアンネローゼ・シュミットさまに出会ってから、もう一度ナマで聴いてみたいのですが・・・もう無理なのかな。