2006年05月02日

ポリーニ&ベーム、モーツァルト/ピアノ協奏曲第19番

林 侘助。さんのサイトにて取り上げられ、BBSでコメントつけたこともあって、遅ればせながらLDで視聴。

072_202-1.jpg録音云々なんて些細なことですね。 それよりも映像があるのと無いのでは、印象がかなり違ってしまうようです。

観客を入れていないムジークフェライン大ホールによる演奏。

1976年4月に収録された映像なんで、それなりの画質ですし、ムジークフェラインも改修前なんでくすんで見えますけど、なんたってポリーニが若い。
もっともベームだって生きて動いていますから、当たり前なんでしょうけど。 

とにかく音楽にのめり込むのように美しい音楽を緻密に練り上げてゆくポリーニと、老いてもなおかくしゃくとしたベームの音楽には覇気を感じます。 

映像がついているぶん、耳への集中力が衰えて、目による情報で色々なものを補って聴いているので・・・ま、映像があるのと無いのでは、印象違うのは当たり前なんでしょうけどね。
posted by fronte360 at 04:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 06〜10-LP/LD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする