2006年04月30日

癒しの音楽

ほぼ夕方までかかって1週間前の芦響の演奏会感想文をなんとか執筆。
疲れました。

これでようやくレコードで音楽を聴ける〜と、取り出してみたものの・・・
オーケストラ曲には、どうもしっくりこない。

そこで室内楽を・・・と
このところ聴いていなかったシューベルトアルペジョーネ・ソナタ
いいですぇ。 旋律が沁み込んでくる感じ。

そこで、このアルペジョーネ・ソナタを聴きながらネット検索していたら、
こんなの見つけました。
 ↓
http://www.hikoboshi.com/eba/iyasinoonngaku.htm

仙台の麻酔科のお医者さんのホームページの一部でした。
なんかもの凄い量の情報が詰まっているようです。

老眼が始まっていて、根気も乏しくなったので文字の量に圧倒されますが、
アルペジョーネ・ソナタの第1楽章には、鎮静効果があるとのこと。

とにかく音楽聴いて楽しみましょう。 お気楽リスナーなんやし・・・

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2006年04月28日

ベルリンフィル12人のチェリストたち

昨夜は早く帰宅、しかし先日の芦響の感想文を書く気力が沸いてこない。
ゴロリと横になってうたた寝しつつも、21時50分になったので起き上がって塾まで長女のお出迎え。

テストに遅れて到着したそうで居残りテストで30分塾で待ちました(いいかげんにしてよ)。 塾から戻るやいなや、床につきました。

42798.jpg昨夜の就寝時の音楽は、この前から聴いているPILZ/ACANTAベルリンフィルの12人のチェロ奏者によるCD。

ビートルズの曲を演奏した「ビートルズ・イン・クラシック」というのがヒットしたことありましたが、これは純粋にクラシック曲を集めたもの。

バロック期のダヴィッド・ファンク(David Funck, 1629-1690)から現代のジャン・フランシス(Jean Francaix, 1912-)と読むのでしょうか、
昨夜はボリス・ブラッヒャ(Boris Blacher, 1903-1973)の「ブルース、エスパニョーラ、ルンバ・フィルハーモニカ」を聴いてましたけど、コレいい曲ですね。 
ちょっとささくれ立った気持ちが癒されました。

調べてみると、これは彼らのために作曲された最初のオリジナル作品だそうですね。 もうちょっと聞き込んでみたいと思います。

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2006年04月27日

HOVHANESS COLLECTION volume two

今週はエアポケットにはまったのか、ちょっと空き気味なんですが、
逆に気が抜けてしまったのか、疲れが出てきたのか、
ピリッとしない感じで進行中。

一昨日は久しぶりに8時前に帰宅したものの、昨夜は11時半に帰宅。
といっても一緒に仕事やってて(というか発注元なんですが)
CDをいつも下さるのNさんと電話で1時間、話してました。

同じビルの6階と4階なんですけどね、仲が悪いわけではありません。
ついつい長話になってしまう癖が互いにあって、
ちょっとした事から、厳しい現状をど〜しよ〜って話し出すと止まらない。

そんなこともあったせいか、微妙に疲れきったので
de3711.jpgHOVHANESS COLLECTION volume two (DELOS DE3711)より
交響曲第2番「Mysterious Mountain」
交響曲第53番「Star Dawn」
などを聴き、うつらうつらしながら帰宅。
いいんですよねぇ、琴線に触れるようなロングトーン。
どこをとっても同じ音楽などと酷評されますけど、これが心地良いのですよ。

このCDもNさんに頂きました(まだ同じ会社の同じフロアにいた時代)。
そしてこのCDでアラン・ホヴァネスを知った記念碑(?)的CD。
しっかりメモリプレーヤに常駐させてます。
2枚組みで交響曲あり、室内楽あり、「そして神は偉大なる鯨を創りたもうた」
も入ってます。

Volume two なんで、one も気になってますけど未捕獲。
さすがにホヴァネスの全曲・全CDなんて集める気力体力財力はありませんが、気になりますね。
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2006年04月23日

芦屋交響楽団 第65回定期演奏会にて

060423_ashikyo65.jpg芦響のいずれも巧い演奏の中でも、伊福部昭の演奏は一段とレベルが違っていました。
気迫というか、意気込み、共感といったものがびんびんと伝わってきた演奏でした。

シンフォニア・タプカーラ」の冒頭、1979年の改訂で付け加えられたノスタジックな序奏に北海道(蝦夷)の大地を感じました。 

そして主題の民族的なリズム・パターンの繰返し。
どこかゴジラのテーマにも似たリズムに、ぞくぞくっときました。 オケから湧き上がってくる気迫が、これまでの曲とは段違いだったようです。
そして、このまま最後まで、ぐぃと胸ぐらを掴まれたまま一気に最後まで聴き通した、そんな感じ。 

大げさになるかもしれませんけど、これは本名さん指揮による芦響にしかできない音楽じゃないか、そんな風にも思えた演奏でした。

なおアンコールも、同じく伊福部昭の「SF交響ファンタジー第1番」、しかも全曲。

この曲は2002年の吹響サマーコンサート以来、2回目なのですが、どちらが良い悪いの問題ではなく、芦響の演奏には、今年亡くなった伊福部さんへの追悼の気持ちが滲み出ていました。

もちろん、聴き手のこちらにもその気持ちが伝わってきたのでしょう、冒頭のゴジラの動機間奏曲と聴き進むうち、何故か涙があふれてきそうになり、困りました。

いつもながら、芦響の演奏は、技量のみならず、伝わってくるもののレベルが違うように感じざるを得ません。
こんなにも素晴らしい伊福部さんの演奏、しかも2曲も聴けたとても幸せな演奏会でした。
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2006年04月22日

アフィニス サウンド・レポートCD#31

asr031.jpg昨年末に出たのに気づくのが遅れ、1ヶ月前?に慌てて申し込んだのですが
それがやっと届きました。

Affinis Sound Report No.31: 特集〜アフィニス夏の音楽祭 (ARS-031:非売品)

内容は以下のとおり

R.シュトラウス(F.ハーゼンエール編曲)/もうひとりのティル・オイレンシュピーゲル
シュルホフ/デイヴェルティスマン
エネスコ/弦楽八重奏曲 ハ長調 op.7より第1楽章
サン=サーンス/七重奏曲 変ホ長調 op.65
オネゲル/交響曲 第2番

演奏者が凄いですね〜

ヴァイオリン:D.ゲーデ(元ウィーンフィル・コンサートマスター)
       W.グローブホルツ(ミュンヘンフィル第1コンサートマスター)
       H.ホッホシルト(ゲヴァントハウス・コンサートマスター)
ヴィオラ:カール・ズスケ(元ゲヴァントハウス・コンサートマスター)
     U.シュティーラー(リヒャルト・シュトラウス音楽院講師)
チェロ:N.エッピンガー(元ミュンヘンフィル首席)
    H.シュティーラー(ミュンヘンフィル首席、ミュンヘン音楽大学教授)
コントラバス:J.リノヴィツキ(リューベック音楽大学教授)
オーボエ:O.ヴィンター(元バンベルグ響首席)
クラリネット:R.M.v.レクム(ザール・ブリュッケン放送響首席)
ファゴット:H.ラビーン(ケルン西ドイツ放送響首席、フランクフルト音楽大学教授)
ホルン:アプ・コスター(ハンブルグ音楽大学教授)
音楽監督/ヴァイオリン:四方恭子
指揮者:高関健

上記の収録曲すべてに全員が参加しているわけではありませんが、日本人プロオケ奏者に混じって素晴らしい演奏を聞かせてくれます。

最初の「もうひとりのティル・オイレンシュピーゲル」は、あの大編成の管弦楽曲を、な・なんと、5人で演ってますが、実にそれっぽくパワー感じさせて響くのが凄い。
メンバーは以下のとおり。 これは聴きものです。

Vn:D.ゲーデ
Cb:成澤美紀(日本フィル)
Cl:伊藤圭(東京都響)
Fg:水野一英(仙台フィル)
Hr:アプ・コスター

あと、往年の名コンマスであり、ズスケ・カルテットのリーダであったカール・ズズケさんが、エネスコ/弦楽八重奏曲と、オネゲル/交響曲第2番で、ヴィオラを担当されているのが注目されます。

いつもながら、タバコ吸わないけど、ありがとう。

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2006年04月21日

やっと終わった − こんな静かな夜

高知も行ったし(宿題もあった、内部トラブルもあった)、
今日は面談で上司が3人もやってきたし(兼務なもんで)、
勿論、従来からのお仕事もあったけど、やっと1週間が終りました。 ふぅ〜

ボス(役員)がやってきたので、面談のあと、10日ぶりにアルコールも口にし
(今年初めて、10日の禁酒していたんですが、破ってしまいました)
早々に家に帰ってきました。 9時半で、いつもより早いというもナニですが・・

ということで、さっきまで、モーツァルトの交響曲を聴いてましたけど
(それはそれでよかったのですけどね)、
ちょっと前に、レコファン渋谷BEAM店の100円投売りより救出した
南こうせつアルバム5「こんな静かな夜」を聴いて落ち着きました。

gws4003.jpg1978年のアルバムなんですね。
当時、弟が持っていたアルバムをカセットに録音し、カーステで聴いてました。

シングルとしてはB面のトップの「夢一夜」がヒットしたと思います。
なんかのCFのバックで流れていたような・・・

でもね、やっぱりA面1曲目の「オハイオの月」でしょう。

北海道を旅したことがある・・・なんていう一節があって、
当時、北海道の帯広なんてところに住み、学生ながらクルマを走らせていたんで、今でも、じ〜ん、と来てしまうのですね。

流れ星」「君といっしょなら
遠い花火のような学生時代を思い出し、瞬時、オッサンから脱皮しなきゃ・・・

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2006年04月18日

高知出張の音楽といえば岡本真夜でしょう

高知大学に行ってきました。
まだ国立1期校と呼ばれていた時代の最後2年間、受験して以来の訪問になります。

当時は、大阪高知特急フェリーで往復しましたが、今回は列車で移動。 
しかも日帰りできるんですね。 

岡山までは新幹線「ひかりレールスター」
指定席車両は2+2で広々としてて楽チンなんです。
山陽新幹線、トンネルが多いけど、西日本の風景って、山もなだらかな感じがして伸びやかな気持ちになりますね。

アラン・ホヴァネスの「Hovhaness Treasurers」がよく似合う感じかな。 楽しみました。

岡山からディーゼル特急2000系(制御付振り子式車両)に乗り換えて高知に向かいます。
乗った南風3号は、アンパンマン列車として運行されています。

060418_01.jpg噂によると、停車駅毎にアンパンマンの音楽が流れる、ということでしたけど、出発時の車内放送前のチャイムがアンパンマンでしたけど、あとは通常の車内放送。 頭が「そ〜だ、恐れないで、皆のために ♪」にならずに済みました。

瀬戸大橋を渡り、琴平までほぼ満員でしたけど、ここで半分以下になったかな。
通路側でしたので瀬戸大橋からの眺めもそれなりでしたけど、琴平から窓側に移って、愛用のメモリプレーヤで、岡本真夜を聴きながら高知入り。

4枚目のアルバム「Hello」、続いて3枚目のアルバム「Smile

しっとりとした岡本真夜さんの歌声を聞きながら、大歩危の景観(水が綺麗ですねぇ)、高知平野に降りてくると、もう田植えがされているなぁ〜 なんて思いつつ楽み、ちょうど最後の「Anniversary」が終わると同時に高知駅着。 ぴったり。

所要を済ませて、帰りも同じコースを、岡本真夜さんの5枚目のアルバム「Crystal Scenery

一人(多重録音による)ア・カペラで歌うこのアルバムを聴きつつ、暮れ行く高知の風景を見ていたら急に眠くなって・・・気付いたら琴平でした。 
気が抜けたのかもね。 いい気持ちで眠ってしまいました。 仕事とはいえ、久しぶりに伸びやかな気持ちになりました。

060418_02.jpgちなみに「はりまや橋
架け替えになって、小ぶりの新しい橋の下には水が流れる公園になってました。
地下広場には、昔の大きな橋の欄干が展示、ペギー葉山さんの写真もあって、ちょっと懐かしかったですね(「南国土佐を後にして」がヒットして表彰状を貰ったときかな)。 
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2006年04月17日

「北欧の叙情シリーズ」のCD頂きました

toce11459.jpg中古輸入盤2枚組みを買ったら、国内盤CDが重複したんだそうで、会社のNさんよりまたもやCDを頂きました。

■東芝EMI: シベリウス:管弦楽作品集 グローヴズ指揮ロイヤル・リヴァプール・フィル(TOCE-11459)

収録曲は以下のとおり、いずれもよく知りませんが、佳曲ばかりであるよ〜な気がします。 楽しみ。

1. 交響詩「春の歌」 作品16
2. ダンス・イテルメツォ 作品45-2
3. 森の精 作品45-1
4. パンとエコー 作品53a
5. アンダンテ・フェスティーヴォ
6. ヴァルス・ロマンティック 作品62b
7. カンツォネッタ 作品62a
8. 美しい組曲 作品98a
9. 田園組曲 作品98b
10.ロマンス 作品42

いつも有難うございます。

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2006年04月16日

モーツァルトのピアノ協奏曲三昧

昨年の秋に続いて今年は春季試験も受験しましたが・・・疲れました。

前夜、早めに床についたのはいいけど、3:00に目覚めるのって早すぎですね。
5:00頃少し眠りましたけど、7:30に自宅を出発。

ここで愛用のメモリ・プレーヤでモーツァルトのピアノ協奏曲第26番
演奏は、もちろんアンネローゼ・シュミットさまのピアノです。

途中ちょっと車内で勉強しましたけど、眠くなってきたのでまたモーツァルトを。 王寺駅で第25番に移りました。

三郷から約20分の坂道を第25番を聴きながら登り、ようやく校舎についたら、第24番が始まりました(短調の曲とはちょっと縁起が悪い?)。

なんせ駅から校門まで20分の坂道を登り、校門を抜けてもまだ坂道なんですね。 平地の大学に通っていたので、この傾斜感覚、馴染めません。

試験は 9:30〜16:10 の長丁場。

心地よい疲労感とはいかず、徒労感を感じつつ、第24番を聴きながら下山。
第2楽章、ほんと美しくて心に染みました。

三郷駅では通過電車2本やりすごして漸く王寺行きに乗車。 すでに音楽は第23番になってました。

王寺駅で火曜日の出張のための新幹線列車の切符を購入し、第23番を聴きながら近鉄で帰宅。

モーツァルトのピアノ協奏曲三昧の一日でしたね。 癒されました。

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2006年04月15日

「コシ・ファン・トゥッテ」第1幕視聴

bvl103-104.jpgベーム指揮によるLPで解説を読みつつ何度か聴いていますが、映像で見るのは初めて、
月並みながら、オペラはやはり映像がないとツライのがよく分かりました。

オペラ・ブッファとあれば、なおさらかもしれませんね。

しかもこの「コシ・ファン・トゥッテ」=「女はみんなこんな風にやるものですよ
風刺、皮肉といったものが支配していますんで、表情や仕草も重要な要素でしょう。

まだ全部見てませんけど、小間使いのデスピーナ役のアデリーナ・スカラベッリ(S)が巧いですねぇ。 第2幕も楽しみです。

ミラノ・スカラ座に行ってオペラを観る機会なんてたぶん一生無いと思いますけど、945円で捕獲したLDで楽しみましょう・・・

って、明日はテストだっていうのに、現実逃避しててどうする。
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2006年04月14日

レコファン渋谷BEAM店 + 吉本新喜劇

水曜から金曜日まで町田出張。

水曜夜は23時にホテル帰着で、木曜夜はホテルに戻れなくて、午前様でタクシーで0時半になんとか帰着(いずれも飲んでいたのではなく純粋に仕事)だったので、レコファンも諦めてましたけど、大急ぎで行って参りました。 1ヶ月ぶりですね。

真っ先にLDの棚を見に行き、クラシックを探したら、なんと半分ほどに減っていて(幅として30cmくらい?)、あっという間に探索完了。 めぼしいもの1つのみ候補にしました。
あと映画のLD 100円投売り箱もすぐに探索終了し、ここからベタですけど、2つを候補にしてエレベータ前のレコード100円餌箱に移動。

ホントに汚いレコードがいっぱいの餌箱を時間がある限りサルベージ。
結果、捕獲品なし、巡り合わせが悪かったのでしょう。 以下のLDのみ連れて帰ることにしました。

■日BMGビクター: モーツァルト 歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」 デッシー(S)、ツィーグラー(MS)ほか、リッカルド・ムーティ指揮ミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団(BVLO-103〜4:2枚組:945円)
1989年4月ミラノ・スカラ座による収録とあります。 動くムーティを観るのは初めてかな? モーツァルトのこのオペラ・ブッファ、LPで持ってますけど(ベーム指揮)、ほとんど聴いていないので楽しみです。 解説:永竹由幸、千代田昌弘

100円の映画LDは以下

■日RCAコロムビア: 映画「未知との遭遇(特別編)」(SF070-5278:2枚組:105円)
TVでも観ましたけど、ロードショウを劇場でリアルタイムで観ましたね。 懐かしいなぁ。 この映画には映画監督のフランソワ・トリュフォーも出ているのが興味深いところです。

■日レーザディスク: 映画「E.T.」(オリジナル全長版)(SF078-1555:105円)
これもロードショウを劇場でリアルタイムで観ましたよ。 しかも結婚する前の奥さんと一緒に・・・別にスピルバーグが好きというわけではないのですけども。

新幹線の時間が迫ってたので、大慌てで品川に移動。
なんとか5分前に到着できて、トイレに寄っただけで、何も買い物せずに新幹線に乗れました(ホームに降りたら、入ってくる電車に注意、の掲示が出てたので滑り込みセーフかな)。

なお乗った新幹線車両には・・・どこかで見た顔が・・・

吉本新喜劇浅香あき恵さんが歩いているじゃないですか。
しかも後ろの席の人に何か渡したら、それがゴトンと落ちて、安田の席の下に(あき恵姉さんはそのまま何事もなかったかのようにデッキに移動)。
落ちた物は何かと見てみると、タカラの缶チューハイで、それを拾って渡した相手(後ろの席の人)は、なんと中恭太さんなのでした(ご本人には失礼ですが、彼のことを知っているのはちょっとコアな新喜劇ファンかもね)。
で、検札のときに通路反対側のA席には、伊賀健二さんがいるのも発見。
しかも、注意して見ていたら、通路を歩くかわいい女性は、おっ秋田久美子さんですね〜 じつは彼女のファンなんですよ〜 通らないかと内心思っていたんで、感激ですわ。

オペラのLD買って、新幹線で吉本新喜劇の方と遭遇するなんて、しかも秋田久美子さん(プロフィールの写真、変更すべきですね ⇒ コレ はどう?)を見ることができて、しんどかったけど、終わりよければ全て良し、幸せな出張となりました。

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2006年04月13日

武満徹/「系図」〜若い人たちのための音楽詩(1992)

アフィニス文化財団の「Affinis Sound Report No.30」のCDに収録されている、「系図」(個人的には「ファミリー・トゥリー(Family Tree)」と呼ぶのに馴染んいる)演奏にハマっています。

2004年9月30日、第5回 現代日本オーケストラ名曲の夕べ(日本オーケストラ連盟)の実況録音で、沼尻竜典指揮オール・ジャパン・シンフォニー・オーケストラによる演奏です。

オーケストラによる美しい響きも魅力的ですが、何より太田麻華さんによる朗読がとても素晴らしい音楽ですね。

元来よりこの曲は、武満さんの指定では「12歳から15歳の少女による朗読」となっているそうです。
この演奏は、その意図が見事に反映されているように思います(太田さんの年齢は存じ上げませんが)。
上手く言えませんが、大人になる前の子供の透き通るような声質を残し、そしてまだ大人には成熟しきっていなくてどこか危ういような不安定さを感じさせつつ、朗読が進みます。

その朗読は、谷川俊太郎さんの「はだか」という詩集の中より武満さんが選んでいます。
むかしむかし」で転生輪廻のような世界を想像させたあと、現実の世界で「おじいちゃん」「おばあちゃん」「おとうさん」「おかあさん」と、いずれも決して綺麗事ではない家族の様子を、美しい音楽と、心に残る言葉で語りかけられるのが胸に響きます。

そして最後の「とおく」と題された詩で結ばれ、そこの一節

 そのときひとりでいいからすきなひとがいるといいな
 そのひとはもうしんでてもいいから
 どうしてもわすれられないおもいでがあるといいな

という言葉には、やはり少女の声の魅力(魔力?)でじ〜んとさせられていまします。

音楽としては、最後のフレーズ

 でもわたしはきっとうみよりももっととおくへいける

で結ばれたあと、ここで流れるアコーディオンの響き(大田智美)のなんと美しいこと。
もう涙ぐみそうになってしまうほどの綺麗な音の世界がここにはあり、いろいろなことが最後には浄化されるのでは、そんな気持ちになって曲を聴き終えます。

素敵な現代の音楽です。

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2006年04月10日

アラン・ホヴァネス / そして神は偉大なる鯨を創りたもうた

このところ愛用のメモリ・プレーヤでは、アラン・ホヴァネスAlan Hovhaness)のマニフィカットMajnun symphony(Symphony No.24)を聴いていることもあり、

ネット検索で「ホヴァネス」なんてしてみると・・・
なんと自サイトの記事が上位に出てくるのに唖然。

しかも内容がまた貧困かつ訳のわからん文章なんでもう愕然・・・
ああ恥ずかしい。

ということで改版しました。
文章の稚拙とは関係なく、いいレコードだと思います。


なお、アラン・ホヴァネスの公式サイトも見つけました。
交響曲の作曲数がよく分かりませんでしたが、これによると67曲を作曲しているようですね。

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2006年04月08日

ソレイユオーケストラ 結成記念演奏会

060408_soleil.jpg同志社女子大学音楽学科卒業生による女性だけのオーケストラ、女性らしい柔らかでしなやかな演奏かと思いきや、集中力の高いキレの良い響きでぎゅっと締まった演奏に驚きました。

いわゆる同門の人たちが集まっているからでしょうね、纏まりの良さが目立ちました。
特に弦楽器の弓の上げ下げ、綺麗に揃ってしかも速い切り替えし。 結成記念演奏会ということで気合も入っていたと思います。 清潔な響きが力を持って迫ってくる感じ。

ソレイユとはフランス語で太陽とのこと。 春の暖かな陽射しを想像していましたけど、北海道の真夏の太陽のような印象を受けた演奏会でした。
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2006年04月05日

伊藤敏博「サヨナラ模様」

昨日は急遽、町田への日帰り出張をやってきました。 
終電で帰ってきたので、ああまだ眠い・・・

ところで、出張の新幹線の中では、車内放送されているNHKラジオ第1放送をいつも聞いてますが、昨日の朝「きょうも元気で!わくわくラジオ」は、伊藤敏博さんがナマ出演。

既に国鉄職員は辞められたそうですが、今も富山を拠点に活動されているとのこと。
今回は富山よりラジオ出演のために東京に出てこられたようですね。 
愉しい話と懐かしい「サヨナラ模様」の生演奏、これが素晴らしかったですねぇ。

地元を拠点に自分らしく活動されているなんて素適ですねぇ・・・

伊藤敏博さんのホームページ見つけました。
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2006年04月03日

ラヴェルのCD頂きました

昨日、ラヴェルを聴いたところですが、そのラヴェルのピアノ曲のCDを頂きました。

f35l-50106.jpg■日ポリドール: ラヴェル 夜のガスパール、亡き王女のためのパヴァーヌ、優雅で感傷的なワルツ アシュケナージ(p)(F35L-50196)
このところなんとかピアノ曲も聴けるようになってきましたし、「亡き王女のためのパヴァーヌ」なんてオーケストラ編曲版は実演で何度も接してますんで、これはいいタイミングかもしれませんね。 聞き込んでみたいな。

いつもながら、会社のNさんの重複買いシリーズ、
CD番号で分かるようにこれも定価 3,500円のCDです。
有り難く頂きました。 いつもながらありがとうございます。
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2006年04月02日

天理シティーオケストラ 第6回定期演奏会にて


060402_temri6th.jpg溌剌とした演奏会でした。

外は生憎の雨でしたけど、そんな湿っぽさなどどこ吹く風、そんな感じの生き生きとした演奏の数々を楽しみました。

前回はドイツ音楽、運命交響曲とブルックナーのロマンティックの2本立てという重いプログラムでしたが、今回はフランス音楽プログラム。 副題に「フランス音楽の情熱と愛」と書かれているとおり、冷静ながらもとても熱い演奏会でした。

冒頭の「バッカナール」からエキゾティックな響きが全開、といっても落ち着いた音色で統一されたオケの響きが見事でした。 最後はぐいぐいと盛り上げ、スパっと止めて残響がホールに残った見事な演奏でした。

続くビゼー交響曲も軽やかさと明るさを前面に出しながらも、決して勢い込まず、丁寧な曲の運びが印象的でした。 第1楽章のホルンのソロも見事でした(某オケでは派手にコケて、しかも2回、ハラハラしてましたけど難なくクリア)。 低弦の響きが常に心地よく響いてきたのが何よりよかったですね。

休憩を挟み、お馴染みの「カルメン」より4曲がかかりましたが、威勢良く機動力のある締まったオケの響きに、太くて肌触りの良いファゴット、美しい音色のフルート、情熱的なオーボエなど、各ソロの妙技もあって、いずれも耳に馴染みのある音楽なんですが、わくわくさせられました。 軽く考えがちな曲ですけど、しっかりとした演奏は聴き応え充分でした。

ラヴェルの「ダフニスとクロエ」第2組曲、一転して漂うような表現による演奏。 クールな響きから始まりました。 集中力の高い演奏でしたけど、フルートのソロが凛としていて素敵でしたし栄嶋さんのソロもしっとりとしていました。 急激な盛り上がり、タイトな響きを交錯させてのクライマックスは迫力ありました。 巧いオケですね。

巧さが光ったのは最後のボレロも同じ。 しかも各ソロ奏者の方の思いが伝わってきた演奏でした。 微妙な感じで、おやっと思う場面も確かにありましたけど、奏者の思いが勝っているのでしょうね、曲がまったく動じません。 とても良く纏まったアンサンブルが徐々に熱くなりました。 でもきちっとした演奏は不変。 決して勢いに任せたりせず、堂々とフィナーレを迎えました。 素晴らしい演奏に大きな拍手を贈りました。

とにかく巧いオケですね。 堪能しました。

ちなみに我が奥さんのお気に入りは「バッカナール」。 
これで惹き付けられたようです。 皆さん巧い、と感心してました。

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2006年04月01日

梅田の中古レコード店を巡回

今度中3になる長女が春休みになったら中古CD屋に連れて行って欲しい。。。と言ってましたんで、本日約2時間半に渡り、梅田の8軒の中古屋を巡回してきました。

中古ばかりではナニなんで、ついでにタワーレコードも連れて行きましたよ。
ここって2年位足を踏み入れたのかな、最近CD買わないので疎遠になってしまってます。

ちなみに彼女は、THEE MICHELLE GUN ELEPHANT のファンなんですが、タワーには生産中止品が沢山置いてあると、吃驚してましたけど、買うのはまた今度、として引き上げました。 キリがないんでね。

すでに駅前第3ビルの店で、生産中止品の中古CDアルバムを1,400円で捕獲してたんで、一つの目的は達成できてましたものね。 大人買いはまだ10年早いわ

しっかし疲れました。

16:00に帰宅、早々にウィスキーの水割りなんぞ飲んで栄養補給しつつ、買ってきたレコードを聴いてました。

なおLDも探してみたのですけど、数は少ないし、東京に比してまだ値崩れしてないみたいですね。 僕がいつも買う倍くらいの価格が最低ラインですから、まったく魅力ありませんな。

とにかく8軒も廻ったけど、いつものお店で、いつもの店頭のエサ箱からの捕獲。 これまでの襲撃スポットには間違いないことが分かったようです。

まずはサウナ大東洋前のお店で日本コンサートホール盤を多数発見しましたけど、持っているものばかり、ようやく2枚のみ未捕獲品を発見して購入。

■日コンサートホール: 魅惑の序曲集 ベルリオーズ/ローマの謝肉祭、オッフェンバック/ 天国と地獄、ケルビーニ/アナクレオン、ロルツィング/ロシア皇帝と大工、ウェーバー/プレチオーザブルックナー ハンス・スワロフスキー指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団(SMS-2441:100円)
綺麗なジャケットですけど、裏面に少しだけボールペンによる書き込みがあるせいか 100円。 でもこれでも上等です。 何より演奏もしっかりしてますものね。 ちょいと杓子定規的なのがスワロフスキーっぽいところかもしれませんけれど。 解説:上野一郎

■日コンサートホール: ドリーブ/バレエ組曲「コッペリア」「シルヴィア」「泉」 ワルター・ゲール指揮コンセール・ド・パリ管弦楽団(M-2151:300円)
こちらも綺麗なジャケット。 底抜けもありませんけど、経年変化によって裏面はワラ半紙のような色になっているんですが、これがかえって歴史を感じさせるような色合いです。 モノラル盤です。 優雅で上品でかつ節度のある演奏はゲールらしい感じですねぇ。 これはいいアルバムです。 解説:小倉重夫

最後に訪問した駅前第4ビルのお店のワゴンより以下の2枚を捕獲。 コンサートホール盤も少しありましたけど、持っているものばかりでした。 映画音楽のはよっぽど買おうと思いましたけど、ふんばって正解。 持ってました。

日コロムビア: ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲 ティボール・ヴァルガ(vn)、ミラン・ホールヴァット指揮ザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団(M-1015:100円)
指揮者の表記はジャケットのままです。 しかしどこのレーベルでしょう、崩した字体のロゴから推測すると「mufira nfitera」なんですが、自信ありません。 なお演奏終了後に盛大な拍手が入ってます。 演奏会のライヴ・レコーディングでした。 なおカデンツァは知らないものを使っているようです(ちゃんと聴けてませんけど)。 解説:岩井宏之

■東芝音楽工業: ブラームス/ヴァウオリン協奏曲 ユーディ・メニューイン(vn)、ルドルフ・ケンペ指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(AA-5019:100円)
こんなところにケンペがいましたね。 100円ですから救出しなくては、と思って持ち帰りましたけど、少々スクラッチノイズがあって、ちょっと集中力を欠いていたんで聞き流してしまいました。 盤質の見た目は綺麗なんでこれからゆっくり味わいましょう。 何度もトレースするとゴミも取れると思うし。 解説:高田博史

posted by fronte360 at 18:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 05〜11-LP/LD/CD/DVD音源捕獲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする