2006年03月31日

松原みき

ネットのフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の「松原みき」の項に、本家サイトのことが載ってることに気付きました。

ほとんど最下行「ファンサイト・その他」のところなんですけどね・・・知らんかった・・・

つぅ〜ことなら、今日はこれを聴くかな〜 


--- 追記(22:32) ---

やっぱり「あいつのブラウンシューズ」「Rainy Day Woman」など、よろしいですなぁ〜 
一週間の仕事を終えてウィスキーのみながら・・・
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2006年03月29日

同じ空の下

昨日は始発新幹線で川崎出張でしたので、朝 8:30前には品川駅の東海道線ホームに立っていました。

電車を待ちながら、ふっと空を見上げたのですが、はっと気がついて、愛用のメモリプレーヤより以下を拝聴。

篠山明美さま、どこかこの空の下にいるんですよね。

ちなみに午後、川崎より町田に大急ぎで移動。 町田オフィスの前の道では以下を聴いてましたけど

そうそうこのオフィスには原武裕美のファンもいるのでしたね。

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2006年03月27日

ペーター・シュライヤーの「春への憧れ」(モーツァルト歌曲集)


このレコードの標題は「春への憧れ」ですが、今はもう春爛漫でしょうか、気持ちの良い季節にぴったりのアルバムです。

ここに収録されたいずれの歌も春に聞きたい曲ですね。

今年はモーツァルト生誕250年、これら数少ないモーツァルトの歌曲ですけど、いずれも素敵な世界があります。
せっかくの春なので、どこかで誰か歌っていないでしょうか。 ナマの歌を聴いてみたいものです。

以下は、このレコードについて述べた 2004/4/11 の駄文です。 ご参考??

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/k17c9312.htm


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2006年03月26日

ハイドン/ハープシコード協奏曲、トランペット協奏曲

今日は演奏会に行こうかと思ってましたが、このところ仕事は忙しいし、先週の休みは長男の卒業式などでドタバタしてたんで、お休みさせてもらいました。

こんなこと言ってはナニなんですが、ご招待を受けていたならば奈良から尼崎まで頑張って行こうと思うのですけどね(入場料は 500円なんでカンパのつもりで自腹で行くことも考えてましたけど・・・ラベルの左手のピアノ協奏曲やプロコフィエフの交響曲第5番のナマ演奏が聴ける機会ってそう無いとも思っていたのですが)、やっぱり手元にチケットが無いと「まっ、いいかぁ」となってしまったんです(ごめんなさい)。

もっとも最近、自宅のステレオで聴く音楽も、オペラのLDは別として、大規模な交響曲や管弦楽曲よりも小規模なバロック音楽なんかを好んでまして、プロコフィエフの交響曲第5番も魅力的ではあったんですけど、食指は動くものの、今の心境や体調ではあと一歩という感じもありました。

とにかく歳とったんでしょうね。

室内楽は老後の楽しみ」なんて言い、マーラーとかベートーヴェンなどのシンフォニーを中心に聴いてましたけども、そのような音楽も好きではあるんですが、室内楽にも興味出てきましたし・・・

そして、ハイドンの面白さも感じられるようになりました。

ハイドンって、モーツァルトほどの悦楽感はないし、ベートーヴェンのような構成感まではなく、中途半端な感じ、いやもっと言うなら、彼らのベースにはなったのでしょうが超える存在ではなくて、ランク落ちした感じを持ってました。

でも当たり前ながら、ハイドンはやっぱりハイドンなんですね。 

しかもハイドンって、演奏者を選ぶし、聴き手をもっと選ぶ、そんな存在だってことがだんだんと感じられるようになってきました。 ようやく、って感じかな。

さてそんな前置きはともかく、先日買ったハイドンのレコード。 なかなか面白くって、今日はこれを何度も楽しみました。

日本コンサートホールの10インチ(25cm)盤(SM-211)

ハイドンの肖像が2色刷りで、いかにもコンサートホール盤っていう感じですね。 なお黄色いシールには105円と書かれてて、ごみ箱同然のところからの救出品。 まさしく救出したという言葉がぴったりの素適な演奏です。

ハープシコード協奏曲は、イザベル・ネフ(hpsi)、ピエール・コロンボ指揮ジュネーヴ放送交響楽団。 軽やかなロココ風の演奏が華やかでとても愉しい演奏ですね。
トランペット協奏曲は、ヘルベルト・ブロイニッヒ(tp)、カール・バンベルガー指揮フランクフルト室内管弦楽団。 ソロの音色がいいんです。 オケはやや楷書風なんですけど楽しめます。

10インチというサイズも、どこかハイドンに似合っているみたい・・・なんてのはこじつけかしら。

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2006年03月25日

「トロヴァトーレ」視聴

polg1013-4.jpgこれは面白かったぁ〜 とっても見ごたえのあるオペラでした。

じつは「トロヴァトーレ」ってヴェルディが作曲したことだけしか知らなくて、ストーリーは今回始めて知ったのですね。

ちょっとだけ解説を読み始めたものの、面倒になって画面の字幕を見ながらおっかけていったのですけど・・・
心理ドラマでもあるんですねぇ。 

ほんと月並みな言葉ですけど、ドラマティック。 ぐいぐいと画面に惹きこまれてしまいました。

出演しているルチアーノ・パバロッティは勿論のこと、ルーナ伯爵のシェリル・ミルンズ、レオノーラのエヴァ・マルトン、アズチェリーナのドローラ・ツァーイックが皆さん素晴らしい歌い手で、しかもこの4者が拮抗してて聴き応え充分。 

参りました。

休みの日、このところ時間があるとオペラのLD観てますけど、なんか10年以上遅れてます。
しかしこの中古LD、当時なら10,500円でしたけど、今なら 735円ですもんね〜 

貧乏人に中古LD、これは福音ですわ。 これを機会にオペラ、もっと知りたいな ドコモポイント
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リック・ウェイクマン / クラシック・トラックス

連日22時を過ぎての帰宅で疲れているせいもあり、クラシックと歌謡曲を入れている愛用のメモリプレーヤに、ロックのフォルダを作ってリック・ウェイクマン(Rick Wakeman)のクラシック・トラックス(The Classic Tracks)を入れてみた。
classic tracks.jpg
この2日ほど会社帰りに「地底探検」(Journey To The Centre Of The Earth)を聴き、さっきも自宅ステレオでかけてみて、少々ハマってしまったみたい。

なかなかゴキゲン。 やっぱプログレ(プログレッシブ・ロック)は最高・・・だなんて、やっぱおじさん趣味ですかね。

なおこのCD、安物クラシックCDを個人輸入していた時だから1998年頃かな、英国の通販 CD Selections で捕獲したもの。 多分2.99ポンド位だったかな。

Hallmark のレーベルって、これグリーティング・カードなどの印刷物を扱っている会社ですね。
Manufactured and printed in England とか Hallmark (p)1997 なんて書いてますが、(p)1994 Prestige Records Ltd. とも書いてあるんでライセンス製品でしょう。

日本では1996年にコロムビア・ミュージック・エンターテイメントより発売されたみたいです。
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2006年03月20日

卒業式

今日は長男の小学校の卒業式でした。 朝からバタバタしてて、お昼過ぎに帰ってきたあと、ご飯食べたら眠ってしまいました。 このところの疲れがどっと出た感じですね。

さて、小学校の卒業式では、5年生によるリコーダ演奏や、合唱(2部合唱になってます)もよかったけど、卒業式と在校生が語り掛けあうのがよかったですね。 合唱もそうですけど、みんなの声がよく揃っていて、Power ありました。

月並みな言葉ですが、いい卒業式でした。

で、卒業式に参列し、自分の卒業式のことを振り返ってみたのですが・・・ほとんど、というか全く覚えていませんね。 式が終わったあと、校舎を出て友達と話していたなぁ〜 なんていう断片的な記憶がある程度。 興味なかったのかな・・・

でも唯一といって良いほど覚えているのが、中学校の卒業式の入場のときにかかっていた音楽が

ヴェルディの歌劇「アイーダ」の行進曲

ってことですね。 歌劇は今でもまだ見たことはありませんけど、第2幕のフィナーレ、凱旋の場面で流れる音楽ですね。

そんなことを思い出し、さっきレコードをかけてみました。 先日購入した日本コンサートホール盤(SMS-2926)です。

手持ちの音源はこれだけで、なんで中学のときにこの曲のことを知っていたのか疑問ですけど、この曲を耳にして中学校のことが蘇ってくる・・・ってことはなく。 なんか淡々とした感じですね。 

基本的に振り返ることが嫌いなのかなぁ〜(でも、すっごく根に持つ性格なんですけどねぇ・・・ドコモポイント
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2006年03月18日

「カルメン」第1幕視聴

w97z24037-8.jpg長女を塾にお迎えに行くのに時間がちょっとあったので、昨日捕獲したLDの「カルメン」の第1幕を視聴しました。

アグネス・バルツァ(MS)のカルメン。 いやぁ〜素晴らしいですね〜 って、オペラ好きの人からは、何を今更・・・と言われてしまいそうですけどね。 

この時、バルツァ43歳ですか・・・解説にはそう書いてありますけど、圧倒的な歌唱に参りました。

ホセ・カレーラス(T)は、白血病になる前だからかもしれませんが、精彩ありますね。 優男がよく似合ってるかもしれません。 
あとミカエラ役のレオーナ・ミッチェル(S)も豊かでいい声でしたよ。

舞台装置もステージ上に階段を設けるなど凝ってますしね、大勢の人間が立体的に動いて見応えある舞台。 さすがメトロポリタン、という感じなんでしょうね。

まだまだ初心者ですけど、オペラにも興味が出てきてまして・・・ これは井村さんの影響かもね。 
でもオペラの公演はお値段がはるので、LDでまずは勉強、といきましょう。
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2006年03月17日

レコファン渋谷BEAM店・再々訪

火曜日の始発新幹線で川崎オフィスに8:50出社し(通勤圏?)、町田宿泊とし、新横浜出張のあと町田オフィスに金曜まで缶詰でした。

連日23時前にホテルの着くので町田レコファンを探索する暇なし。 でも、金曜は19時前になんとかオフィスを退散したので、約1ヶ月ぶりに渋谷BEAM店に寄ってきました。 

ディスクユニオンのメルマガでは、御茶ノ水店では、本日より中古LP3枚300円セール開始とのメールも着てましたけど、時間的な余裕が少ないので断念。 少々心残りでしたけど、結果的に渋谷BEAM店でいい買い物が出来たと思いますね(自己満足ですが)。

まず探索目的だったレーザディスクですが、目星を付けてたのが売れてました(買う人いるんや・・・)けど、前回には無かったもの2つを捕獲。 なおメンバーズカードが廃止になってたので100円引きされなかったのが少々誤算でしたけど、それでも十分安い(以下は税込価格)。

■日ポリドール: ビゼー 歌劇「カルメン」 バルツァ(MS)、カレーラス(T)、ミッチェル(S)ほか、ジェイムズ・レヴァイン指揮メトロポリタン歌劇場管弦楽団・合唱団(W97Z 24037/8:2枚組:735円)
1987年2月28日のメトロポリタン劇場公演を収録したもの。 帯付きで新品同様かな。 カルメンは実演(日本語)で観ましたけど、音源ってまともなものは持ってなかったし。 カレーラスもちゃんと観たことないですし。 ちょうど良いかも。 解説:黒田恭一

■日ポリドール: ヴェルディ 歌劇「トロヴァトーレ」 マルトン(S)、パバロッティ(T)、ミルンズ(Br)ほか、ジェイムズ・レヴァイン指揮メトロポリタン歌劇場管弦楽団・合唱団(POLG-1013/4:2枚組:735円)
1988年10月15日のメトロポリタン劇場公演を収録したもの。 これも帯付きで新品同様かな。 全盛期のパバロッティが堪能できるでしょう。 最近ちょっとオペラづいてます。 解説:國土潤一、黒田恭一

この2つを持って、いざ100円のゴミ箱漁り・・・と思ったら盗難ガードがされているので、いったんLDは元の売り場に戻して単身ゴミ箱漁り。 新幹線の時間が迫っていたので、わずか10分程のサルベージでしたけど(未踏査の部分が多数ありましたが)、コンサートホール盤を2つも捕獲できました。 鉱脈に当たった、てな感じかな。 少々心残りでしたけど、歯止めがないとね。

■日コンサートホール: モーツァルト ミサ曲ハ短調 K.427 マリア・シュターダ(S)、ワルデマール・クメント(T)他、ジャン=マリー・オーベルソン指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団・合唱団(SMS-2376:2枚組:105円)
なんと2枚組のコンサートホール盤は初捕獲です。 大きく底抜けしてますが、盤面は意外と綺麗でノイズもほとんありません。 コリン・デイヴィスの演奏にも似て、とてもしっかりとした演奏・歌唱の「グレート・ミサ曲」で聴き応えありますね。 確か女性指揮者だったと思いますけど、本文解説には1行「スイス生まれの中堅指揮者。 大きな合唱曲を得意にしている」のみ。 解説:上野一郎

■日コンサートホール: ヘンデル オルガン協奏曲集・第1巻 ライオネル・ロック(org)、ロベール・デュナン指揮コレギウム・アカデミクム合奏団(SMS-2514:105円)
コレクターズ・シリーズ。 第4巻まであるそうですが、ここでは第1〜4番までの4曲が収録されてます。 これも底抜けしてますけど、盤面は意外と綺麗ですし、ジャケット表紙の程度は良いものです。 演奏もなかなかチャーミングでいいですね。 なおこのジャケットにはシリアル番号はなく、コレクターズ・シリーズの一覧が載ってますので、この時期、限定販売は止めたのかな。 解説:渡辺恵一郎

■日キング: ブルックナー 交響曲第3番ニ短調「ワーグナー」 カール・ベーム指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団(SLC6102:105円)
たまにはブルックナーでも、とベームのを捕獲。 ヨッフムの第2番もあったんですけど、こっちのほうがまだ馴染みの曲ですからね。 NEW VERY BEST CLASSICSで、ジャケットはしっかりしているけど、裏面に黄ばみ多数でちょっと埃っぽいけど盤面は大丈夫そう。 100円ですしね。 解説:門馬直美

雑多なジャンルのレコードが一緒になっているので、歌謡曲などにも目がいくのですけど、フォークというよりもニューミュージック関連で以下の2枚も連れ帰ることにしました。

■日クラウン: 風・アルバム4 「海風」(GW4035:105円)
この時期の風のアルバムは、バンド・サウンドがカッコ良くて好きです。 歌詞はフォークというか私小説調なんですけどね。 帯広の学生時代を思い出します。 弟の持っていたLPをカセットにダビングしたのをカーステレオでよく聴いてました。 特に長距離運転時には必須でしたね。

■日クラウン: 南こうせつアルバム5 「こんな静かな夜」(GWS4003:105円)
このアルバムも弟のからのダビングで持ってました。 これも帯広時代の長距離運転のことを思い出しますね。 特に「オハイオの月」は北海道のことも出てきますしね。 これもバンド・サウンド。 よかったなぁ。

ということで、また重たいめをして戻ってきました。 疲れました・・・

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2006年03月12日

奈良フィルハーモニー管弦楽団 第18回定期演奏会にて

060312_naraphil.jpg実にアグレッシヴな演奏の数々、聴いているこちらまで気持ちが高揚してくるような演奏会でした。

圧倒的だったのはフランク交響曲ニ短調。 張りのあるオケの響き、曖昧さのない演奏でした。 
キリリッと締めあげられたような感じかな。 もちろん第2楽章など、奈良フィルらしい美感をよく感じさせた演奏でしたけど、ここでも秘めた熱気を感じましたね。 
そして終楽章、しかもフィナーレに近くなるにしたがって横島さんの動きがシャープになります。 おまけに左手をぐるっと廻して力を込め、ヴァイオリンから響きを絞り出し、奈良フィルから凄まじい迫力を引きずり出しました。
力感たっぷりな演奏が凄かったですね。 ブラボーも多数かかったのも頷けます。 とにかく熱演でした。

フォーレレクィエムもまた熱い情熱を秘めたストイックな演奏でした。 
この曲がこんなにも熱く響くとは、さすが横島さん、とも言えますね。 
なお設立5年、奈良フィル合唱団が初めて奈良フィル定期への出演を果たしました。 最初はやや緊張気味だったようで、各声部の響きが交じり合わないなどの面も見られましたけど、Sanctusでは美しさも見え、Agnus Deiになると横島さんの熱気の影響もあり、柔らかくかつ熱い声がオケの響きともよく調和して曲を盛り上げていました。 
この演奏で何より素晴らしかったのはPie Jesuでの大原末子さんの独唱でしょう。 清澄でしかも暖かみを感じさせた祈りの歌にうっとりとさせられました。 素晴らしい歌唱でしたね。 なお田中 純さんの独唱は、しっとりとした響きが特徴的。 少々ロマンティックに歌っていたようでした。
とにかくこの曲、静かに熱く燃えていました。

冒頭のラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」、美感のあふれた演奏でした。 
もう少し浮揚感など欲しいと感じるほどの直裁的な表現で、曲を前に前にと進めていたようです。 とにかく美しく、判りやすく(聴きやすく)、と言った感じだったでしょうか。 個人的にはこのようなラヴェルは好きですけどね。 解説に書いてあったように、ラヴェル本人なら、シャブリエみたいで好きじゃない、と言うのかな。

ということで、いずれの曲も常に前向き。 色々な面でやる気を感じさせた演奏ばかりでした。 
これに弱音での洗練された表現があれば・・・と思わなくもありませんが、横島さん、アグレッシヴに攻めるのが信条のようですし、これはこれで良かったと思います。

大いに演奏を楽しみました。
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2006年03月11日

ジミ・ヘンドリックス

あまり見ないTVですけど、CMにジミ・ヘンが出てますねぇ。
モンタレー・ポップ・フェスティヴァルの映像、懐かしく見入ってしまいます。

不良中年・・・?

ロックが好きな(といってもありゃロックというよりもパンクじゃないかと思うが)中2の長女に、「ジミ・ヘンは背中でギター弾くだけやなく、歯でもギターを弾くんやで」と講釈を垂れるあたり、単なるおっさんですね、まったく。

しっかしジミ・ヘン、いいですねぇ。
単なるロック・ギタリストとしてではなく、改革者としての煌きを感じますし、実際そうでもありました。

ということで、久しぶりに「Axis:Bold As Love」をターンテーブルに乗せて聴いてます。
革新的なサウンド・アプローチ、ロックという手法を使っていても、そのジャンルを越えてますね。


ところで、ジミ・ヘンって誰? ってな方は ココ を見てくださいまし。
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音楽療法士さんのブログご紹介

某アマオケでトランペットを吹いてらっしゃる方のブログを紹介します。

音楽療法士・ラッパ吹きの猫

表題のとおり音楽療法士さんなのですが・・・
偉いのは、音楽系ではない普通の大学を卒業した後、就職・結婚されてから、一念発起して勉強され、資格取得されたことですね。

聞く話によると、音楽系でない大学の卒業生にとってはハードルがかなり高いのだそうです。

しかし、そんな難関を突破されて資格取得され、いざお仕事を始めてみると・・・一般の方が感じているイメージは・・・

「何か聴かせて癒してくれるんでしょ?」

「老人が幼稚に鈴なんかを振らされているのをテレビで見た、あんな事はごめんだ」

「病気が治るの?」

「何をやってるか知らないし、解らないから、何となく怪しい」などなど・・・

惨憺たる状態だそうです。

そこで、どうやって伝えてゆけば本当に行っている事を多くの人に理解して頂けるのか・・・と悩んだところ、行き着いたのがブログ開設でした。

ただしこの方、パソコンを持っておりません。
携帯電話でなんとかブログが出来ないのでしょうか・・・と僕のところに相談が舞い込んだことより、ちょっとでもお役に立てれば、と開設に協力させていただきました。

ということで開設間もないブログですけれど、興味があれば覗いてみてください。

またアマオケ奏者の方で、音楽療法士に興味を持たれている方も覗いてみてはいかがでしょうか?

PS:
いつも演奏会のチケットを送っていただいていますしね、ちょっとぐらいはお役に立たないと。


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2006年03月05日

同志社女子大学オペラクラス公演 「フィガロの結婚」

060305_opera.jpg充実した公演を楽しみました。

一緒に行った家族、なかでも演劇をかじった奥さん(演技にはかなりウルサイんですけど)「面白かった〜」と言わしめた公演でした。

ほんと皆さん、演技も巧いし、歌のうまかったですね。 ほんと、いい公演でした。

同じ環境で、同じ先生について勉強されたからでしょうけど、配役が変わっても全くといっていいほど違和感がありません。

また、出演された方々にとっても、関西ではトップクラスの男声陣の方々と堂々と渡り合える機会となって、ホント、いい経験にもなったと思います。 とにかく見ごたえがありました。

オケも巧くて、第4幕など、舞台と客席を見事に繋いで盛り上がってました。
ほんとやっぱオペラはナマ公演が最高ですね。 

楽しかったぁ〜

ちなみに奥さんのお気に入りは、バジリオとアルマヴィーヴァ公爵。
なかでもバジリアの演技、ハマってしまったようです。  
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2006年03月04日

オーケストラ・ニッポニカ 大澤壽人交響作品個展にて

060304_nipponica.jpg本名徹次さん(同い年)が音楽監督と務めるオーケストラ・ニッポニカ。 有り難くもオケに参加された方よりご招待いただきましたので行ってきました。

いつもながら本名さんの指揮される演奏は、聴いているこちら側にまで、身が引き締まるような真摯さを感じさせますね。

初めて聴く曲ばかりなので、曲や演奏についてとやかく言えようもなく、表現に困ってしまいますが、月並みながらいい演奏会でした。 英語なら interest という言葉になるのでしょうか。

個人的には、最後の「ピアノ協奏曲第2番」(1934)が一番面白く聴けました。

ボストン時代の経験からでしょうか、どこかジャスの香りがしたのは気のせい?
あとラベルやガーシュウィンなどの協奏曲にも、似ているとは思わないけど、雰囲気に近いものを感じました。 
リズミックでキレ味良い独奏、オケともに充実した演奏を食い入るように聴いてました。

「'さくら'の声」ソプラノとオーケストラのための」(1935)は、お馴染みの「さくらさくら」をモティーフにした作品。

確かに日本的はあるんですが、インターナショナルな音楽として洗練された歌曲ですね。 最後はオケと声楽が渾然一体となり、とても面白かったなぁ。
一番近しいものを感じたので、会場のウケは一番よかったのではなかったかな。 黒澤映画に出てくるような音楽・・・そうかもしれません。

冒頭の「交響曲第2番」(1934)は、意気込みを感じました。

寄せては返す喧騒の響きと柔らかな響き、延々とこれが繰り返されて発展してゆく感じだったでしょうか。 先取の気質あふれ、理知的な感じのする音楽でした。
本名さん、いつもの器械体操みたいな指揮で交通整理をし、時に揺らせたりもしてましたけど、終始キレのよい演奏で纏めてました。 オケも気合入ってましたね。
映画「ロード・オブ・ザ・リング」に出てくるような音楽・・・??(観たことないから分かりせんが)

いずれも1935年11月8日のパリ初演時の演奏会の再現となっていて、日本でも60数年ぶりの再演だそうです。 
このような貴重な機会に立ち合わせていただき感激しながら聴いていました。

なお東京公演は3月12日(日)紀尾井ホールにて開催されます。
興味ある方はどうぞ→ココ
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2006年03月02日

今年はじめてCD頂きました

会社のNさんの重複買いシリーズ(と言っては失礼ですけど)によるCD捕獲。
本年はじめてです。
「MILHAUDって、どう読む?」なんて同僚をからかったりしてました(すまん)。


v4781.jpg■仏AUVIDIS VALOIS: ミヨー 弦楽四重奏曲第3,4,9,12番 PARISII弦楽四重奏団(V4781)

v4782.jpg■仏AUVIDIS VALOIS: ミヨー 弦楽四重奏曲第16,2,7,13番 PARISII弦楽四重奏団(V4782)
フランス盤はフランス語でしか書いてないので、よ〜分かりませんが、たぶんこのようになっているはず。


13.284-2.jpg■仏ADES: ミヨー DEUX OEUVRESLYRIQUES 1.LES MALHEURES D'ORPHEE、2.LE PAUVRE MATELOT ミヨー指揮パリオペラ座管弦楽団ほか(13.284-2)
これもよく分かりませんが、Acte1とか書いてあるので第1幕・・・オペラかな?

とにかく、新しい音楽は頭の活性化に役立ちます。 いつもありがとうございます、Nさん。

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2006年03月01日

レコファン町田店で捕獲

今日も町田出張(来週末もあるみたい)、打ち合わせは早々に終わりました。
来週の出張のための資料仮まとめもやったし、他案件の挨拶巡りも終えたのでちょっと早めにオフィスを退散。

渋谷BEAM店に3週連続というのもナニなんで、久しぶりに町田店に行ってみました。
町田のオフィスといっても経路上は引き返すことになるため、なかなか寄れなくて、1年ぶり位かしら・・・売り場の配置など変わってて少々戸惑いました。

物量は少ないけど「500円以下の商品5点で1,000円」のところから以下を捕獲。

■日ポリドール: ブルックナー 交響曲第5番 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(MG8313/4:2枚組:200円)
鳥の羽根があしらわれたジャケット。 買ったあと、重複買いしたぁ〜と少々へこみましたけど、勘違いでした(第9番を持ってました)。 すっきりして見通しが良く、美観あふれるブルックナーかな。 解説:萩原秋彦

■日フォノグラム: ウェーバー 交響曲第1番・第2番 ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮バイエルン放送交響楽団(25PC10054:200円)
オルフェオ・レーベル。 西ドイツ直輸入盤に日本語解説の帯+裏面解説を付けたもの。 1983年録音ですね。 若きウェーバー(20才の時の作品?)を円熟のサヴァリッシュが振った演奏に興味が沸きます。 解説:藤田由之

■日コロムビア: 美しく青きドナウ/ウィーンの森の物語 エドワルト・シュトラウス指揮管弦楽団(OC-7017-VX:200円)クラシック名曲ギャラリー特選盤の1,300円シリーズの17番。 エドワルトのは確かフォンタナで持っていたはずですが、シュランクラップ+帯付きの美麗盤なので捕獲。 標題のほかに、トリッチ・トラッチ・ボルカ、皇帝円舞曲、ピチカート・ポルカ、春の声、ポルカ「風車」、芸術家の生活の8曲を収録。 解説:不明

■日RVC: ハイドン テレジア・ミサ ミシェル・コルボ指揮ローザンヌ室内管弦楽団・声楽アンサンブルほか(REL-3176:200円)
エラート特選盤2000シリーズ。 帯付き美麗盤。 エラート創立30周年記念とも書かれてれいる1983年発売のもの。 帯のコピーに「宗教とは楽しいもの、ハイドンの温顔が典礼と二重写しだ。」と。 解説:海老沢 敏

■蘭PHILIPS: モーツァルト ミサ「プレヴィス」K.258、ミサ「ロンガ」K.262 ヘルベルト・ケーゲル指揮ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団、ライプティヒ放送合唱団、白井光子(S)ほか(412 232-1:200円)
シュリンクラップが付いた輸入盤。 1983年録音。 ケーゲルの特異な面が強調されて語られがちですが、亡くなったとき、当時のパソコン通信で話題にもなっていた美しい演奏のレコードではないかしら。

なお100円LP(ほとんどゴミ箱状態)もここではジャンル別になってましたが、数は少なく、目ぼしいものもはなし。
以前なら、安いから、という理由で買ってましたけどね。 最近は抑制してますんで・・・

あと、レーザディスクを探したのですけど、この店では扱っていないようでした。

買い取りのポスターには、LDやVTRテープは、日に日に価値が下がって引き取るだけの場合もある、なんて書かれてましたしね。

最後にCDも少し見またところ、PILZ俗悪2枚組がけっこうありましたけど、お目当てのジャコッテのバッハ平均律の第2巻はやっぱりありませんでした。 やっぱりね〜

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