2006年02月05日

オーケストラ・アンサンブル京都 第5回演奏会にて

060205_oche-en.jpg ちょっと遅めの「ニューイヤーコンサート」形式での演奏会でした。

いきなり新世界交響曲で幕を開け、休憩後に「こうもり」序曲、「カルメン」第1組曲、美しく青きドナウという構成。 
しかもアンコールが3曲もつくという盛り沢山な内容にほぼ9割近く埋まっていた客席は大満足でした。

いつもは古典派の演奏をされているそうですが、新年、新たな夢と希望をもって「新世界」を演奏して一年のスタートを切る、とパンフレットに書かれていましたけど、その言葉どおりの力強い意志を感じた演奏。 
指揮者の湯浅篤史さん、縦振りが基本でぐぃぐぃと曲を進め、要所をぐいっと押さえ込むように力を漲らせてました。 本当に力入ってましたね。

休憩後の「こうもり」序曲、こちらはゆったりと進め、やはり要所を力をこめた演奏。 時に止めたりして、メリハリつけてました。
「カルメン」第1組曲、これまでと違って瑞々しい演奏でしたね。 弦楽器も艶やかに鳴って、管楽器も気持ちよかったなぁ。 これが一番気に入りました。
「美しく青きドナウ」ってアンコールかな、と最初は思ってましたけどこれがラスト。 テンポを揺らしながら、メリハリもつけて纏めて幕。 

そしてこのあとなんと3曲のアンコールも楽しませていただき、本当に幕。 

続々とお客さんが詰め掛け、最終的には9割ほど埋まっていたでしょうか。 子供さんや年配の方も多く、皆さんとともに、気合のこもった演奏を楽しませていただきました。
posted by fronte360 at 21:55| Comment(0) | TrackBack(1) | 05〜12-演奏会にて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする