
午前中に指揮者の井村さんより緊急動員。 だいたい3割程度の入りだったでしょうか。
少ないお客さんではありましたけど、熱い演奏会になりました。
なんといっても井村さんの大きな身体が反り返るほど力の入ったニールセンの不滅。 ダブル・ティムパニがタイトで強烈でした。 また中間楽章では繊細な木管アンサンブル、素適でした。
惜しむらくは、弦楽器にもう少し粘りとうねりが欲しかったところかな。 でも若者らしいストレートな演奏には好感が持てました。
このところ疲れ気味ではありましたけど、元気をいただいて帰ってきました。
なお、これに先立って演奏された、関大オケ副指揮者の大塚さんによるイーゴリ公序曲も、今一歩押し強さが欲しい感じでしたけど、端正ながらもノリの良い演奏でした。
先の関大オケ正指揮者の中山さんによるマスネの組曲第4番「絵のような風景」は、しなやかかつメリハリのきちんとついた演奏。 これは素晴らしかった。 いいものを聴かせてもらった、そんな感じ。
それぞれ、よく頑張っているのを見て、聴いていると、気持ちがスッキリしますね。 爽やかな演奏会でした。