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2005年09月04日

奈良フィルハーモニー管弦楽団 第17回定期演奏会にて


200509042fb8b6b8.jpg清水宏之さんの指揮のもと、じつに流れの良い音楽を堪能しました。

ソリストのパトリシア・パニーさんも素敵な演奏でしたし、オケもそれらに見事に応えて素晴らしい演奏を展開していました。 
このところアマオケばかり聴いていますけど、さすがプロオケ、と当たり前ながら納得度の高い演奏でした。

プロメテウスの創造物序曲。 引き締まった演奏ながら、柔らかな響きが特徴的な素晴らしい演奏でした。 強奏してもまろやかな響き。 ベートーヴェンというよりもモーツァルトに近い感じがしました。

ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番。 ソリストのパトリシア・パニーさん、2003年9月15日の第13回定期演奏会以来の再登場ですが、 今回も明快なタッチには時に煌きを感じさせる綺麗な響きが特徴的。 強靭なタッチになってもキツク感じさせないのが素敵です。 オケとも見事に会話して、構成感をしっかり保ちつつも爽やかなベートーヴェンでした。 オケもまた清水さんの指揮のもと、流麗な音楽で一体感をうまく出して見事でした。

そしてメインのベートーヴェンの英雄交響曲。 力みのない自然な流れが素晴らしい演奏でした。 この演奏では何より弦楽アンサンブルの巧さを特筆したいですね。 ここ数年、このオケを聴かせてもらっていますが、それぞれの弦楽パートがよく纏まり、また主張もする演奏はちょっと無かったように思います。 最後の最後まで透明感を失わない見事なアンサンブルでしっかりと曲を支えていました。 そこに定評ある木管楽器群が重なり、覇気のある金管やティムパニが曲を彩った素晴らしい演奏でした。 ホルンも素晴らしかったですね。 

充実した演奏会でした。

posted by fronte360 at 18:16| Comment(0) | TrackBack(2) | 05〜12-演奏会にて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする