
毎年テーマがあって、今年は「ダンス・ダンス・ダンス!」
事前に団員の方からも「今年はダンス・チームが踊るみたいです」と教えてもらってまして、団員の方が踊るのか・・・な〜んて思ってましたけど、
ジャスダンス・スタジオ「STUDIO DANCE WITH RAY」の8名の方でした(あたりまえか)
でも指揮者の米山さんが言われるように、アマオケがダンスと共演することは珍しいですね。
そもそもサマーコンサートという形式で、夏の暑い盛りにクーラーの効いたホールで、気軽に音楽を楽しむ企画、プロオケでもやっているところは少ないですからね。
しかも毎年テーマがあって、
クイズ形式だったり、有名になった若手ジャズピアニスト・松永貴志さんが現役高校生で出演されたこともありました。 また、落語家の桂しん吉さんが司会されたり、そして今回はダンスとの共演・・・と、毎年の楽しみとしてすっかり定着しました。
恒例の指揮者コーナーもあって、
マイ指揮棒持参で臨まれた方や、電動車椅子で参加された方もいて、こちらもすっかりお馴染みという感じですね。
この電動車椅子の女性が指揮されたベートーヴェンの合唱、ステージと観客も一体になって心に沁みる音楽を味わいました。
これぞ生の音楽の醍醐味ってやつでしょう。 えもいわれぬ音楽空間がありました。
ダンスの付いた音楽、ちょっと解釈に戸惑う面もありましたけどね、
曲にダンスがついて楽しみやすくなったバーンスタインの「キャンディード」序曲なんて結構ハマってましたね。
ということで、今年は1階席は8割近い人が入っていたのではないでしょうか。
今年ものんびりと2階席より楽しませていただきました。