
若いエネルギーが満ち満ちているような感じかな
ベートーヴェンの交響曲第8番もシベリウスの交響曲第2番もぐいぐいっと曲を進めていましたね。
前者は、個人的にメンゲルベルクのやクライバーのに影響されてしまっているので、
もっと歌う演奏が好きですけど、これを学生オケに求めるのは酷というものでしょう。
しかし気合入ってましたよ。
ただ音量的にmf〜ffくらいで推移していたのが気になりましたけどね
後者はその音量的な幅も広がりましたし、よく歌うようにもなりました。
重低音の効いた金管と、端正な木管、それに透明感ある弦楽器、
いずれもエネルギッシュな藏野さんのもとに纏まって、熱いシベリウスとなっていました。
聴き応えある演奏でした
なお、座った席が右隅に近かったせいでしょうかねぇ・・・
オケは対抗配置でコントラバスが左側にいるのに、
壁に音が反射して右から聞こえてきたりするのに(頭の中で通常配置に変換してる?)ちょっと戸惑いましたけどね